光触媒 対ウイルス抗菌(車両用)
試験方法
ISO 18071:2016 ファインセラミックス(アドバンストセラミックス、アドバンス
トテクニカルセラミックス)屋内照明下における光触媒材料の抗ウイルス性
特定試験。バクテリオファージQ-βを用いる試験方法。今回、ヒトコロナ
ウイルス229EとOC43を用いて試験を行った。
ASTMガイダンス、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の代替ウイルスの選定
この試験では、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の代替としてヒトコロナ
ウイルス229EおよびOC43を使用した。これらウイルスは、ASTM E35農薬・抗菌
剤・代替制御剤評議会が発表したASTMガイダンスに基づいて選択した。
ASTMガイダンス
https://www.astm.org/COMMIT/GuidanceCOVID19SurrogateSel_April242020press.pdf
試験条件
試料寸法:50 mm x 50 mm
滅菌方法:紫外線殺菌にて15分(試験開始前に)
試験ウイルスおよび細胞株※右図参考
適用されるテスト懸濁液の量
試料:0.15 mL
ウイルスの感染価:10⁵ TCID50/mL
可視光線の照度: 1000 Lux
照射時間:5分間、1時間
紫外線照射環境:温度25℃±1、相対湿度≥90%