アヴァンコートの特徴

アヴァンコート製品の主成分は二酸化チタン光触媒粒子及び非結晶水酸化チタン(アモルファス)でわずかに濁りのある水溶液になっており粘性が有り、付着力をもっています。
二酸化チタン光触媒粒子の粒子径は今までは10nm前後が限界といわれていましたが、水酸化チタンは特殊製法で一次粒子径の理論値1.27nmに近づけることができました。従来の二酸化チタン粒子を水やアルコールに分散しただけのスラリーと違ってアヴァンコートは電位定着に優れ中性になっています。
非結晶型水酸化チタンは二酸化チタンの粒子と粒子の隙間に入り込んで粒子同士の結合を強固にするとともに、基材との強固な密着性(バインダー)を発揮します。

水酸化チタンの製造

重金属化合物ゲル、金属化合物含有液体、金属化合物及び金属化合物膜の製造方法
水酸化チタンの役目は密着(バインダー)及び常温で結晶化し光触媒として働くようになるとともに、強固に定着します。

可視光対応型スラリー

可視光領域は鉄イオンドープ570nm(Fe++⇒Fe+++三価)で安定になっている。
他社製品の可視光は窒素ドープ・硫黄ドープ・銅担持520nm(波長)までが多いです。

アパタイト被覆

光触媒へのアパタイト被覆のおかげでアンダーコートが不要で1液で塗布することができ、光がなくてもウイルスや菌、有害物質を吸着して、蛍光灯やLEDの光で効率良く分解・無害化することができる。